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命がけを笑うな!

昨夜、久しぶりにボディビルダーがテレビと言うメディアに取り上げられたらしいですね。
私はあまりテレビを普段から見ないし、見るのはもっぱらニュースくらいなのでそれすら知りませんでした。

バラエティ番組だったようですが、ボディビルダーが果たして泳げるのか??みたいな企画だそう。

私は幼稚園から水泳を始め、いわゆる青春の全てをプールに捧げてきました。
今は北島選手の様に27.8歳で現役も珍しくない時代ですが、私の時代は社会人で参戦するのは珍しく、私が唯一と言って良いくらい26歳までひたすらプールに通い泳いでいました。

大学から大学の研究員を過ごし、社会人として教員になってからも普通のスイミングクラブに自ら通い、様々な大会に出場していました。
いつに辞めるんだろう…と言う不安は常にありましたが、全日本選手権で決勝に残れなくなったら潮時くらいに考えていましたが、ある時出会ったウェイトトレーニングで人生が大きく変化したのです。

それまでは何がなくとも水泳だけを見つめていましたが、ウェイトトレーニングを知ってからマッスル&フィットネスを読み、リッチギャスパリ、サミールバヌー、リーラブラダなど一流の身体を見て全てがひっくり返りました。

あぁ…!やっと自分がしたいスポーツに出会えた!と心から思ったのです。

別に水泳には不満はありませんでした。
当時の水泳界はアメリカで泳がなければ世界を取れないと思われるくらい水泳大国アメリカ。
今のボディビルダーがアメリカに憧れる以上にアメリカ留学を真剣に考えていましたし、ある意味それまでの人生の全てでした。

でも、やはり水泳での自身の限界は長年していたら嫌でも悟るし、自身やりきった感はそこそこあったのは事実です。

シーズン開幕の4月の全日本選手権後にスイミングクラブに引退、退会届けを出し本格的にトレーニングに打ち込んでみようと新婚、出産を控えてながらもトレーニングを開始しました。

その時に上腕を計測したら36cm…。まぁ、よくもこんな細腕で自信がみなぎったものです…!


今回の水泳とボディビルというカテゴリーからこのバラエティ番組には私こそ、参加すべき人材だったとは思います。
それこそ、現役からかなりの時間が経過したとは言え、こんなくだらない課題をきちんと論破、実践証明するくらいのスピードや泳力は今だ持ち合わせています。
また、ミッドブレス初台には私とほぼ同世代で、水泳で大活躍し日本一はもちろん、日本記録はおろかオリンピックに何度も出場し、現在はトレーニングで素晴らしい身体をしつつ水泳で後進の指導をされる方もいます。

しかし、私はやっぱりこんなメディアの取り上げ方に納得はいきません。

まずはボディビルダーがいつもこんな笑いのネタになる様な扱いを受けなければならない存在だと言う事、そのジレンマ。

過去に日本チャンピオンがテレビゲームのソフトに出演し、ハゲヅラをつけメインキャラクターになって筋肉を披露している姿を見て恥ずかしいを通り越し情けなくなった事があります。

水泳時代を含め他のスポーツではチャンピオンがこんな扱いやこんな取り上げ方をするのを見たことがなかったからです。

そのスポーツの代表者とも言うべきチャンピオンにこんなバカな話が舞い込んでも周りが毅然と断るべきとアドバイスするべきだし、そのスポーツの良きPR活動になると冷静な自己判断すべきではないかと、今更ながら思います。

我々のスポーツ、普段の努力が決して笑いの対象になるべき存在ではありません。
そこには打ち込むべきそのスポーツに対する至高の誇りがあるべきです。

私の個人的な見解ですが、私はボディビルに命と人生をかけていますし、それだけの価値があると思っています。

更に他のスポーツに比べ圧倒的に勉強を全員が積み重ね、更に毎日365日.24時間の節制、知識、見識が1番あるスポーツ選手だと思っています。

あらゆるスポーツ選手からリスペクトされるべき献身的な取り組みを評価されるアマチュアからプロまでの唯一のスポーツではないでしょうか。

しかし、現実は真逆で努力の積み重ねで得た身体を常に笑いのネタにされ、ある意味軽蔑されそうな社会的評価…。

厳しい言い方ですが、トップたる選手がこんな世俗の無責任なイメージを垂れ流す事を放任し、また自ら進んで参加していては決して次世代の有望な選手が育つ環境には決してならないはずです。

出演する選手には何らかの意図なり、何らかの正しいと言う思いがあると信じたいですが、大勢はあくまで笑いのネタで終了するのが本質ではないでしょうか。

私は現在、NPO法人 USBB-JAPANを影から支える立場にありますが、私が常に思っているのは、我々の高齢の現役引退間近の選手がいつまでも自分の選手活動に従事し、周りを見失うより、その世界でより先頭に立って若い選手がやりがいのあるステージや環境を作りあげる協力を積極的に推進し、また社会的に正しい評価を受ける環境作りを共に目指す。

更にはそんな若い選手の人生の糧になり得る道を探し、ボディビル人生を歩んで良かったと思える環境作りを推進していくべきではないかと。

だからこそ、良いメディアと協力しボディビルの正しいPR、広報活動をすべきではないかと思うのです。

決して個人攻撃をしている訳でも、なくあくまで私の個人的な見解ですが。

笑いの対象になるのは、芸人だけで良いのです。
それが自分の生きる糧で、それを笑われてナンボの世界。大いに笑って声援しましょう。

しかし、真剣なステージに立つ我々は決して笑いの対象に成り下がってはいけません。
レベルなどは関係ありません。
他人の真剣な努力を笑うことなど何人たりとも許されるざることです。

笑いはやり終えた充実感だけでいいじゃないですか!?





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プロフィール

堺部元行

Author:堺部元行
1964年3月19日生まれ
フィットネスジムミッドブレスのヘッドパーソナルトレーナー。

■資格
保健体育教諭免許(中学1種 高校1種)
日本日本水泳連盟2級水泳指導員
日本ボディビル連盟2級指導員
加圧トレーニング本部公認 加圧トレーニングインストラクター

■競技歴
小学生より水泳を始め、大学、社会人となるまで競技水泳を実践。
全日本選手権、国体 等で多数優勝経験あり。
26歳よりボディビルを始め、1995年にJBBF千葉県ボディビル選手権にて優勝。
10年のブランク後、42歳で横田基地で開催された2007年日米フレンドシップボディビル選手権に出場しライトヘビー級で準優勝。
2009年横須賀基地ボディビル選手権で優勝。
2009年JPCジャパンナショナルズボディビル選手権にて優勝。

■指導歴
日本体育大学体育学部体育学科卒業後、同大学水泳研究室にて2年間助手を務め、水泳理論、競技水泳の研究活動を実施。
その後、13年間教育機関にて保健体育の教諭として従事。
退職後、大手フィットネスクラブに入社。
店舗の管理監督、運営を推進。同時に新入社員の教育、トレーナー育成の担当となる。
2000年より、トレーニング・ボディビルの雑誌の記事取材を担当。
2001年より千葉県市川市の委託を受け、市川市公認スポーツ指導者育成講習会の講師として活動中。
2007年に都内を中心に、ゴルファー・競輪選手・ボディビルダーへの指導、高校・団体の球技チームのストレングスコーチ、一般男女向けのトレーニング&ダイエットアドバイザーを実施。
2010年、加圧トレーニング本部公認、加圧トレーニングインストラクター取得


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